活動報告

新型コロナウイルスに対する県立学校の対応について

筆者:高橋まさひこ
2020.04.01


保護者の皆様へ
県立高等学校・特別支援学校における「新型コロナウイルス感染症対策の方針」について
 
島根県教育委員会は、3月24日に丸山知事、関係部局長と会議を行い、同日付文部科学事務次官通知「学校再開ガイドライン」・「臨時休業の実施に関するガイドライン」や「政府の専門家会議(3月19日)」の提言の通りとすることに合意をしました。
島根県教育委員会は、2月28日付けの文部科学事務次官通知を踏まえ、「県内で新型コロナウイルス感染症の感染事例が判明した場合に、できる限り速やかに臨時休校の措置をとる」の対応方針で学校運営をしていましたが、3月25日以降は文部科学事務次官通知を踏まえた新しい対応方針で学校運営をすることになりました。
 
新しい方針の主なもの(抜粋) 
1、県内で感染例か判明した場合、感染者の状況、行動状況を総合的に考慮し、県教育委員会と県健康福祉部等と十分に相談し、感染者が県立学校に在籍または通勤する場合には、該当の県立学校の全部または一部の臨時休校を実施する、などの判断をおこなう。
2、部活動については、新年度始業式以降は「手洗いや咳エチケットなど基本的感染症対策を徹底させるとともに、専門家会議で示された3つの条件が重ならないよう留意し実施することができる。」ものとします。
3、臨時休業した小・中学校から入学する児童・生徒への対応については、未履修の学習内容がある場合があるため、臨時休業の実施状況について確認し、必要に応じて入学後の補充指導を行うなど、入学後の学習に支障が生じないよう対応する。
 
新しい方針については3月25日に県教育員会より県立学校長あてに発信されています。
なお、3については小・中学校で休業した児童・生徒が入学時の学力に支障が無いよう県教育委員会としての姿勢を示したものです。
保護者の皆様、家族の皆様、そして教育関係者など心配が尽きない状況ですが、個々が新型コロナウイルス感染症を防ぐルールを守り、見えない敵と戦いましょう。
 
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