活動報告
遺族会「戦後75年史」発刊式典
筆者:高橋まさひこ
2020.02.12
令和2年1月22日、雲南市遺族会の「戦後75年史発刊式典」が関係者多数出席のもと、盛大に開催されました。
雲南市遺族会の難波幸夫会長は発刊にあたり、この戦後75年史は編集に2年10か月を要し、原稿投稿者は110名、220ページとなり、平和の語り部として時代を担う若者に対して、戦争の愚かさと平和の大切さをこの一冊の本に記し、戦争体験を語り継ぐことが社会的使命であること。
そして組織の高齢化に伴い、孫、ひ孫を中心とした青年部の加入促進を図りながら、今後平和の語り部部会を強化し行政、教育機関と連携を取り、平和教育の充実に貢献したいと力強い決意を述べられました。
現在国民の8割が戦後生まれであり、戦争があったことすら知らない子供たちが増えています。世界では紛争が絶えず発生し、悲劇が繰り返されている現状のなか、戦争の記憶を風化させない遺族会の取り組みにエールを送りたいと思います。