活動報告

第84回国民スポーツ大会・第29回全国障害者スポーツ大会の第1回常任委員会開催される

筆者:高橋まさひこ
2021.03.24

2030年開催予定の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会

 3月22日、丸山委員長(島根県知事)の招集により第84回国民スポーツ大会・第29回全国障害者スポーツ大会の第1回常任委員会が開催されました。議案が8件上程され全て承認をされたところです。

議案の中では、会場地市町村選定基準や県及び会場地市町村の業務分担・経費負担基本方針など、これから取り組むべき基本方針が示されたところです。

皆様の関心の高い競技会場地の選定基準は8項目あり、市町村の開催希望と競技団体の意向が合致していること、障害者スポーツ大会は国民スポーツ大会で使用する会場とすること、施設は原則として[国民体育大会開催基準要項(日本スポーツ協会)]で定める基準を満たすユニバーサルデザインにも配慮された既存施設を活用すること、そして地域のボランティア協力や大会後のスポーツ振興に積極的に取り組む意欲があることなどが主な選定基準です。

こうした基準で第1次選定が行われ、陸上競技・水泳・ホッケー・体操・バスケットボール・ウェイトリフティング・自転車・フェンシング・剣道・カヌー・ゴルフ・高等学校野球そしてサッカーと13競技19種目が決まりました。残り約30競技がこれから選定が行われます。

雲南市・飯南町の競技種目はどれになるか関心が高いと思いますが、課題があるようです。尾原ダムのボート競技は大会が開催された時に渇水期で練習場所が確保できなかったこと、バトミントンは空調など前回大会当時に比べ基準が大変厳しくなってきたこと、クレー射撃会場に駐車場がないことなど問題があるようです。いずれにしても市町でどの競技を選択されるのか関心を持っていきたいと思います。