活動報告

JR三江線口羽駅視察について

筆者:高橋まさひこ
2022.04.26

4月19日、島根県議会議員福井氏を通じて、廃止されたJR三江線を活用して地域起こしをされているNPO法人江の川鐵道を訪問しました。

トロッコ1号機
トロッコ2号機
右より日高理事長と森田会員

当日対応して頂いたのは、日高弘之理事長、森田一平会員で、三江線存続のための活動や廃線後の取り組みについて説明を受けました。

お二人とも地元から離れてお暮しでしたが、三江線廃止の動きがある中で、通学で利用した鉄道の存続に役立ちたいと故郷に帰られたとのことでした。

特に、若い森田氏はこのために会社を辞めて地元に帰ってきたと聞き、その情熱に驚かされました。活動費を稼ぐため、毎朝6時に口羽駅で2分間停車するのを利用して存続啓発をかねてグッズを販売したそうです。

結局、廃線になりましたが、今では町職員として働いておいでですが、理事長や仲間とNPO法人を立ち上げ、廃線となった三江線を活用し地域おこしに取り組んでおいでです。

苦労話を聞きながら、行政や一部の情熱を持った方々だけの力だけでは限界があり、存続のためには利用促進の対策が最も重要と感じました。

日高様、森田様にはご多忙の中で、貴重なアドバイスを頂き深く感謝申し上げます。